ダンス・マカブル 西洋暗黒史っていう漫画

ダンス・マカブル 西洋暗黒史っていう漫画

インパクトのある内容でした。西洋の実際にあった拷問、処刑のエピソードの数々。首は飛ぶは臓物は出るわのグロい内容でしたが、実際にこういうことがあったんだなぁという事実が一番恐ろしいですね。

登場人物はこの手の話が好きな人なら耳にしたであろう人物が出てきます。ジャンヌダルク、ジル・ド・レとかバートリ・エルジェーベト…特にジルとエルジェーベトのマジキチっぷりは絵にするととんでもないなぁー。

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ジャンヌさん、史実通りひどい目に。救いがない..

 

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ジルさん、妙にかっこいいのになぁー。やたら男色シーンが多い。

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ストーリーとして一番惹かれたのは2巻の「暗黒の天使と首切りの紳士」でした。死刑執行人のシャルル・アンリ・サンソンとシャルロット・コルデー、自分はどちらも知らなかったのですが、とても悲しく皮肉な話です。誰かがやらねばいけない役割でありながら忌み嫌われる一族でもあり。死刑執行人の子は爪弾きものだから死刑執行人しか職がなく同じ道をたどることになる。そんな偏見の目に苦しむ優しい紳士と死刑執行を待つ気の強い女性シャルロットの会話はちょっと甘酸っぱくも初々しくもあり、最後の結末は辛かったです。

全体を通して個人のエゴで残酷なことが行なわれている話が多いので胸糞悪くなる話ばかりですが、一方で読み物としてはぐんぐん引き込まれる漫画でした。自分もそういうグロシーンをドキドキしながら読んでる時点でなんか背徳感があるなぁ…。

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